[UniMon] レジスタ命令の内側(その3)
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最後となる今回は「3. メモリに退避されている内容をレジスタに戻しユーザプログラムに制御を渡す」です。
コマンドで値を変更したらその状態でユーザプログラムを実行できなくては意味がありません。
要はレジスタに値を設定して目的の番地にブランチすれば良いだけなのですが、すでに設定済みのレジスタを壊さないようにしなくてはいけないので進むにつれ制約が増えていきます。
比較的多くのプロセッサで使える手は、「スタックに積んでおいてPOP
,...,POP
,RET
」です。ちょうど1回目の逆です。
スタックを使った割り込みに対応しているプロセッサなら大抵これが使えます。
MC6800を例に見てみましょう。