出土品

自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は

  • 物心つく前から家にあったもの
  • 旬な時期に入手して使っていたもの
  • 旬な時期に入手したものの、死蔵していたもの
  • 旬を過ぎてから入手したもの

など様ざまです。

特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。

CASIO fx-310

2024-07-26 23:39 — asano

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書斎から発掘されたシリーズもう一点ありました。


カシオの関数電卓、父が愛用していたものです。

経済分野の研究者だったのですが何の計算に使っていたのだろう? 指数・対数メインだったのかなぁ。

いわゆる文系人間ですが、昔筆算による開平の仕方とか三角関数を教えてもらったりしました。三角関数は中学生の時に針の時計を表示するプログラム書きたくて聞いたのでした。開平は経緯を憶えていませんが、使う機会が無くそのまま忘れてしまいました。


スライド式の電源スイッチは最近はあまり見ないですね。

角度の単位の選択ボタンが右上に独立しているのも珍しいかも。

ブック型ケース

2024-07-24 21:56 — asano

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これもズームレンズと一緒に父の書斎から出てきました。


ブック風のケースですねぇ。

「Research makes the difference」と書かれています。


ということで開いてみたところです。

これ実は本サイト初期に取り上げたTC-1100用のケースです。

写真下側にはストラップを納められるようになっています。

右上には内蔵マイクのための穴が用意されています。

NM9950の購入日

2024-07-15 23:50 — asano
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前回、10インチ幅の用紙を使っているから1989年頃と書きましたが、それは15インチ幅のプリンタを1990年に購入しているからです。その根拠となるものを少し前に発見していたのを思い出しました。


これ購入したときはまだ学生で、後に割のいいバイト始めてからはEXB-8200のような無茶もしましたが、この時はまだ余裕はなく中古です。

特に機種を決めて買いに行ったのではなく、ちょうど条件(15インチ・トラクタユニット付きなど)に合う出物を見つけて買ったのではなかったかな。そのまま電車で持ち帰ったような……

連続紙用ファイル

2024-07-12 23:26 — asano

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屋根裏で探し物をしていたところこんなのが出てきました。


これじゃ何だかよくわからないかもしれませんね。これはファイルです。

なんか正方形に近いですが、何のためのファイルかというと……


「DATA BINDER」と書いてありますね。

「T11×Y10」がサイズです。縦が11インチ・横が10インチ、ということで連続紙(プリンタ用紙)のためのファイルです。

電子ブザー

2024-06-18 22:38 — asano

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また別のものを探していて屋根裏から発掘されました。


松下電工のEB2132「器具用電子ブザー」、何に使ったのか記憶にありませんが、おそらく40年程前に買ったものです。

電源を接続するだけで電子音を発します。


これは12V仕様、「ホロホロ」は音のタイプでしょうか。

他にどのようなものがあったのか検索してみたところ既に製造終了していました。それでもマルツなどにページが残っているので比較的最近まで作られていたようです。

電圧は3V, 6V, 12V, 24Vの4種、音は「ヴー」「フリッカ」「ホロホロ」の3種でした。

ズームレンズ

2024-06-16 18:34 — asano

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父の書斎からこんなものが発見されました。


トキナーというメーカー、形状から考えて交換用レンズでしょう。

ということで袋から取り出してみます。


右側の太いリングが「∞ m」の目盛りがあることからピントのようです。

次はちょっと見にくいですが「CLOSE FOCUS」とありますからマクロ撮影用でしょうか。通常ロックされていて銀色のボタンを押すと回転させることができます。

一番左のリングはその数字から絞りと思います。

VCW20J ビデオブースター

2024-05-29 22:24 — asano

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また探し物をしていたところ段ボール箱からこんなものが出てきました。


マスプロ電工のVCW20J、ビデオブースターとありますがテレビアンテナのブースターです。

これTVチューナボードを使っていた頃のものと思われます。

アンテナからのケーブルは何部屋かに分岐され、それをさらに複数のチューナボードに分岐していたせいかギリギリだったからです。地デジ化以降は(リビングはケーブルTVに移行していたためUHFアンテナは立てませんでした)自室でTV受信は諦めたので使用していません。


裏側には電源プラグが付いておりACアダプタのような形状ですね。

サウンドICでてきた

2024-04-05 21:29 — asano

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またまた探し物してたら買った記憶の無いICがいくつか出てきました。aitendoの袋に入っていたのでそう古いものではないはずなのですが......

送料無料まであとちょっとで適当に追加したのかなぁ......


一つ目はSMC0100S、見つけたデータシートにはアラーム音としか記述がありません。


お次はSMC0608S、データシートは上と共通でそのまま挿し替え可能なようです。こちらは6音入っているようですがどうやって選択するんだろう?

MC6847

2024-02-12 20:57 — asano

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またちょっと古いICが出てきました。


MotorolaのMC6847P VDG(Video Display Generator)です。

これはNTSCテレビにキャラクタやグラフィック表示をするためのもの、NECのPC-6001シリーズに使われていました。類似のモノだとMSXなどに採用されたTexas InstrumentsのTMS9918シリーズが有名ですね。

両者は表示モードの方向性など多くの相違点がありますが、最大の違いは表示用メモリの扱いでしょう。TMS9918系がCPU空間とは独立したメモリ空間を持ちDRAMコントローラ機能も内蔵しているのに対し、このMC6847はMPUのメモリ空間の一部を表示メモリとして使用します。そのためMPUとVDGからのアクセスを調停する何らかの回路が必要です。以前取り上げた74LS783はこの機能を持っていました。

『BASIC言語解説書』

2024-02-04 21:35 — asano

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ZZ86のマニュアルと一緒にこんなものも発見されていました。


タイトルから想像するにカシオ計算機のV-900なるBASIC搭載機があって、それ用のマニュアルのようなものなのでしょう。

聞いた記憶の無い機種なので検索してみたところ、カシオ公式サイトの「カシオの歴史」のところで「V-900」の名前を見つけました。1970年代のところに以下の記述があります。

1978(昭和53)年7月
パーソナルコンピュータ「V-900」販売開始(出荷8月)

1978年7月ということはPC-8001より約1年、MZ-80Kよりも数か月早い発売ですね。

残念ながら写真は見つかりませんでした。一体どんな形態のマシンだったのでしょう?