Zilog Z80 CPU
8ビットパソコンの時代にはMC6809と双璧を成し、その後も組み込み用途では使い続けられた、非常に息の長いプロセッサZ80 CPUです。
手持ちのものを並べてみました。
マイクロプロセッサ・マイクロコントローラ等です。
8ビットパソコンの時代にはMC6809と双璧を成し、その後も組み込み用途では使い続けられた、非常に息の長いプロセッサZ80 CPUです。
手持ちのものを並べてみました。
新品と思われるMC6809Pが出てきました。
日本モトローラの袋に入り、ヒートシールされた状態で発見されたMC6809Pです。もちろんモトローラ製のオリジナル、1MHz品ですね。
これが無地の袋だったら開けちゃうのですが
この袋は帯電防止加工が施されております。
製品の取り扱いには静電気に注意してください。
日本モトローラ株式会社
だったので開封せずに撮影しました。
代理店などで買った記憶はなく、ジャンクはずし品のはずも無く、入手経路は不明です。
ハムフェアあたりが可能性としてありますが。
MC68020の後継のMC68030のエンジニアリングサンプル(?)、XC68030です。
XC68030RC25Bということで25MHz品です。
MC68020⇒MC68030ではMMUの内蔵とデータキャッシュの追加が主な変更点になります。XCにどんな不具合が残っていたかについては不明です。日立のHD63484などはマニュアルにマスク毎の不具合情報(あれば回避方法も)が載っていましたが、XC68030については見たことも聞いたことも無いですね。
入手経路は記憶にありませんが、やはり何かのジャンクから抜いたのでしょう。
以前紹介したMC6809の日立製セカンドソースHD6309の3MHz版です。
「68」ではなく「63」になっていることから、C-MOSであることがわかります。さてこのデバイス、セカンドソースを謳いつつも実は大幅な拡張がされているらしいのですね。それでオリジナルのモトローラから契約違反といわれたとか、拡張部分はデータシートからも落とされています。
昔この隠された拡張をホビーストが発見して6809搭載パソコンのMPUを乗せかえるのがはやったことがありました。
私が持っているのはそのときに入手したものではなく、かなり後になってから鈴商で発見して記念に購入したモノです。
初めて作ったマイコンボード、Z-80ボード1号機、の部品です。残念ながら現物はバラして部品取りにしてしまっているので現存しません。
中1の夏休みに作り始め、何とか動作するところまでこぎつけましたが、やはり実用性は無く、あまり使わないままばらしてしまったと記憶しています。
タイトルの「形見」というのはボード自体は残っていないけれども、ボードに使われていたであろう部品を発見したということです。
これはデータの表示に使っていた7セグメントLEDのためのデコーダ、F9368です。0~9のBCDをデコードできるものは多くありますが、0~9に加えてA,b,C,d,E,Fも含めたHEXのデコードができるのは知る限りこれだけですね。
デバッグしながらROMを書き直すのが面倒になって作ったROMエミュレータ、ですが製作後ROMを使う機会が少なくなってしまいました。
中央が本体、右の子基板はPCのシリアルと接続するためのRS-232レベルコンバータです。左のクリップはPCからアクセス中にターゲットをリセットするためのもので、アクセス中はROMとしてターゲットから正常なアクセスはできないからです。ちゃんと切り離してはいるのでリセットしなくてもバスが衝突したりはしません。
製作するに当たって目標とした仕様は以下の通りです。
対象とするROMは27256のみに絞ることにしました。
いつかボード作りたいと思っていたMC68020です。
たぶん何かのボードから剥がしたと思われるモノです。ソケットに刺さっていることが多く、また憧れの石でもあり、何かを捨てるときに見かけると外していました。
よく入っていたのはPostScriptプリンタ、やはりそれなりの処理速度が求められたからでしょうか。
あとは初期のUNIXワークステーションですね。ただこちらはMMU必須なので、MMU内蔵のMC68030の方が多かったと思います。
標準のMMUとしてはMC68451, MC68851なんてのもありましたが、使っているのを見たことはほとんどありません。Sony NEWSでは独自のMMUを乗せていたようです。