LQT-100KX
探し物をしていたらまた色々なモノが出てきました。
ということで今回はコレ。
京セラのLQT-100KX、分周回路を内蔵した水晶発振器です。
水晶発振器モジュールなど無数にある中、このシリーズの特徴は周波数がやたらに低いことにあります。例えばこのLQT-100KXの出力は 12.5kHz, 25kHz, 50kHz, 100kHz で、シリーズの中ではこれでも高い部類です。
低いものではLQT-50X-3が 12.5Hz, 25Hz, 50Hz、LQT-60X-3は 15Hz, 30Hz, 60Hz です。これは電源同期式だったものの置き換えに良さそうですね。
これ原発振はどれくらいなんでしょう?
時計用に32.768kHzがあるので100kHzくらいならそのまま行けそうですが、50Hzなどはもっと上で発振させて分周かな。
ダイソーのタイマー
これ、ずっと使ってきたキッチンタイマーですが、しばらく前から不調になって戦線離脱していました。今回はこれを取り上げたいと思います。
かなり前にダイソーで買ったものです。
テンキー式なのでUp/Down式に比べて設定が楽なので愛用していたのでした。当然修理して使うようなものではないので、まったく同じものをまた買ってきて使っています。
裏側、中央の丸は磁石、右の小さな穴は圧電ブザーの穴です。
ホストの命名法
今回はホスト名についてです。
ホスト名とは、ネットワークに接続されたホスト(ワークステーション・パソコンなど)に付けられた名前で、DNSなどによって実際のアドレスに変換されます。定義として正確かはわかりませんが今回の話にはこれで十分です。要はリモートでログインしたりアクセスするのにアドレスより憶えやすい名前が使えるということですね。
パソコンなんかだとネットワークからアクセスすることは少ないのであまり必要は無く購入したときやセットアップ時に勝手につけられたのをそのまま使ってる人も多いと思います。
それだとアドレス憶えるのと大差ないので、サーバなど外部からアクセスものではもう少し憶えやすい名前が欲しいところです。
で、wwwとかmailとか機能名を付けることが多いわけですが、ホストと機能が一対一に対応しなかったりで本名は機能と関係なく付けて機能名は別名付けることも多いですね。
ちなみに本名でも別名でもIPアドレスに変換可能ですが、逆にIPアドレスから名前に変換しようとすると通常本名だけが得られます。
機能名は似たり寄ったりのものが多いですが、本名は命名者の趣味が出たりして面白いものがあります。
最近のお買い物(2023/9)
もう9月も終わりだというのに暑い日が多いですね。なんでも真夏日の日数が過去最多なのだとか。いいかげん涼しくなって欲しいものです。
27CX642
今回のものもTMS7000と一緒に買ったものになります。
ICT 27CX642、8x×8bit構成の高速UV-EPROMです。
少し前にTwitter(現X)で27CX322を見かけて資料探したりしていたのですが、類似品で容量の多いこれを見つけて買ってしまったのでした。
容量は一般的な2764と同じですが、ピン数は4本少ない24ピンとなっており、バイポーラPROM互換とのこと。電源(2), アドレス(13), データ(8)で23本、残り1本がCSです。
PLLシンセサイザ(その13)
今回もPLLというよりVCOの話になっています。
その12で書いたようにVCOのF-V特性が比較的手間がかからず測れるようになったのでいろいろ見てみます。
まずはTC74HC14APでリングの段数を1, 3, 5段にしてどうなるかです。
下の方が乱れているのは前回同様ですが、3,5段はかなり酷いですね。
一応私としてはこれが本命と考えています。
続いてもう少し周波数の高い方の例としてTC74AC04APについて同様に......
TMS5501
TMS7000
未動作のプロセッサが積み上がってる自覚はあるんですが、珍しいプロセッサ見かけるとつい買ってしまいます。一期一会な面がありますからね。
というわけでこれ。
Texas InstrumentsのTMS7000です。
TMS7000ファミリは8ビットのシングルチップマイコンですが、この7000はROM無しのものです。他に2kB/4kBのマスクROM内蔵のものやピギーバックなどもあります。
このファミリには動作モードが以下の5つあります。
PLLシンセサイザ(その12)
前回周波数カウンタ機能が動き始めたので今回はいよいよVCOのF-V特性の自動測定です。
D/A値を0~4095まで5刻みで増加させながら以下を実行していきます。
- D/A値をセット
- 1秒待つ
- D/A値と周波数をシリアルに出力
ターミナルソフトでこれを記録しておきグラフなどの処理を行ないます。
2.で待つのは2つの理由があります。
一つはVCOの応答を待つため、とは言ってもループフィルタなどは通っていないので遅延は大きくないはずです。
もう一つは...... こちらの方が重要です。前回書いたようにゲート時間は256msあり、しかもタイマ割り込みで非同期に動いています。仮にゲート時間が始まった直後にD/Aを変更したとするとその結果が出るのは256ms後になります。しかもゲート時間が始まってからVCOの周波数が変わるまでは不正な値をカウントしてしまいます。本来ゲートの切り替わりを2回待つべきですが、0.5秒以上待つことで済ませてしまいました。