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マイクロコア MC14400FX
マイナーなZ80周辺LSI
昔のプロセッサ誌を調べていたらZ80の面白い周辺LSIの紹介記事「Z80 GLU と Z80 SPCT」を見つけましたので、今回はこれについて書きたいと思います。現物を持っていないので写真は無しです。
まずはZ84C80, Z84C81 Z80 GLU(General Logic Unit)です。
これはよく使われる以下の機能をまとめたものです。
- クロック発振器
- DRAMコントローラ(アドレスのマルチプレクサも含む)
- ROM用のアドレスデコーダ
- メモリあるいはI/O用のアドレスデコーダ
- リセット回路・ウォッチドッグタイマ
- WAIT挿入回路
- Z8500系デバイスとのインターフェイス(Z84C80のみ)
- パワーダウンモードへの移行(Z84C80のみ)
- GPIO
一部のピンは共有になっているので同時に全てが使えるわけではありません。
Hitachi HA17747
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これも例によっていつどこで入手したのか不明なものです。
日立のHA17747、型番から見当がついたのはアナログICらしいということだけだったのでデータシートを探したところオペアンプでした。
汎用オペアンプは次の構成が一般的です。
- 8ピン 1回路 オフセット調整や位相補償の端子があるものあり
- 8ピン 2回路 ピン数がギリギリなのでオフセット調整や位相補償の端子は無し
- 14ピン 4回路 ピン数がギリギリなのでオフセット調整や位相補償の端子は無し
ところがこのHA17747は14ピン2回路となっていてオフセット調整端子がついたちょっと変わったタイプです。
ピン配置が線対称になっているのも面白いです。
以前の給湯器のリモコン
電気の史料館 (後編)
電気の史料館 (中編)
電気の史料館 (前編)
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今回もまた過去に見学に行った博物館をお送りします。
川崎の尻手駅の近くにある東京電力の「電気の史料館」です。川崎駅からシャトルが出ていたようですが、私は周囲を歩いてみたかったので歩いていきました。行ったのは2010年9月12日、ちょうどその半年後に福島の事故が発生して以来ずっと休館になってしまっています。
敷地は変電所の跡地(移転したのではなく今も地下にあるらしい)で周囲には送電線が集まってきています。
門を入るとこの空気遮断器が迎えてくれました。ここの変電所で使われていたものらしいです。
奥に史料館の入り口が見えています。
怪しいMC6803
浴室リフォーム終了
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前にシロアリについて書きましたが浴室がかなりの被害を受けてしまっていました。
そのまま放置するわけにもいかないのと既に築48年にもなるのでこの際リフォームすることにして工事していたのですが、昨日ついに完了しました。旧浴室の解体から新しいものが使えるようになるまで5日、その後の脱衣所の内装工事や外壁工事などまで含めると合計2週間かかっています。
これまではタイル張りの浴室に樹脂製の浴槽でしたが、今風のユニットバスに変更となりました。工期の短縮だけでなくシロアリ対策としてもかなり有利なんだそうです。
それと給湯器も調子が悪かったのでこの機会に新しいものと交換してもらいました。
こんな工事をじっくり見学できる機会はあまり無いので邪魔しない程度に(実際は邪魔だったかもしれませんが)見ていました。
新築だと分業がはっきりしているそうですが、リフォームだと一人でさまざまな作業をこなさなければならないようですね。電気が専門といっていた方も電気工事だけでなく解体作業も左官工事もやっていました。
外したものの一部はとってあるので何回かに分けてここでも取り上げてみるつもりです。