H8/532ボード(ハードウェア編)
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PLLが途中ですが、並行して作っていたマイコンボードが動き始めましたのでそちらを取り上げようと思います。
H8シリーズの最初のH8/532のボード、もちろんEMILY Boardで動かします。
幸いノンマルチプレクスバスなので通常のユニバーサル基板を使用します。配線も一対一接続なので厄介なところはありません。
一応未使用ポートをピンヘッダに出して、SCIもTTL-232R-5Vを接続できるようにしてあります。
PLLが途中ですが、並行して作っていたマイコンボードが動き始めましたのでそちらを取り上げようと思います。
H8シリーズの最初のH8/532のボード、もちろんEMILY Boardで動かします。
幸いノンマルチプレクスバスなので通常のユニバーサル基板を使用します。配線も一対一接続なので厄介なところはありません。
一応未使用ポートをピンヘッダに出して、SCIもTTL-232R-5Vを接続できるようにしてあります。
最近ちょっとショックだったのは愛用していた発振器SG-8002DC(SG-Writer II参照)がディスコンになってしまっていたこと。今後ずっと使うつもりでいたのに......
かなりの数を持っていますし、まだ買えるうちに追加もしたので、これまでのペースなら困ることは無いと思うのですが、実験用にポンポン使い捨てていくわけにはいかなくなってしまいました。
そうなると実験用のクロック発振器が欲しくなります。マイコンのクロック用がメインなので周波数範囲は1~25MHz(可能ならもう少し下も欲しい)程度で安定していることが条件です。そうなるとPLLシンセサイザしかありません。
秋月で売っているSi5351Aなんかがピッタリではあるのですが、PLLってあまり作ったことが無いので興味があるのと、やはりDIP(とPGA, PLCC)で揃えたいという変なこだわりで、作ってみるかということになりました。
それで先日のPLL用のICたちに繋がっていたのでした。
ここ何ヶ月か歯の治療が続いていたのですが、やっと仮歯でしばらく様子をみましょうということになりました。大昔(40年位前)に治療したところで、しかも連休中に問題発生が続いたりして、新井素子さんの「もとちゃんの痛い話」を追体験しているような気になったり。(あそこまで酷くはありませんが)
久しぶりの新たな出土品、発掘したのは2週間ほど前なのですが書こう書こうと思って忘れていました。
黒い3ボタンのマウスです。最近は少なくなってしまいました。
結構重たいです。
裏返すと......
これまた最近は珍しくなったボール式です。ボールは表面がコーティングされているとはいえ中身は鉄球なので重いのも当然です。
ちょっと訳あって可変周波数のクロック源を作ろうとPLL(Phase Locked Loop)用のICをいくつか検討しています。
まず有名なところで4000シリーズのCD4046、これはずいぶん前に買ったまま放置されていました。
VCO(Voltage Controlled Oscillator)と位相比較器が入っています。基準クロック源と分周器などは外部に別途用意する必要があります。
5V動作ではVCOの周波数上限が1MHz程度なのでちょっと今回の目的には不足です。そこで次を用意しました。
MC68030, MC68040, MC68060にはMMUやFPUの有無によってMC68EC030などの廉価版が存在します。MC68020には外せるユニットがないので廉価版は無いと思っていましたが...
MC68EC020はありました。これは1999年製の16MHz版、日本製なんですね。
MC68020との機能的な違いはメモリ空間が16MBしかないことです。
機能以外ではパッケージがプラスチックPGAになっています。
(ノーマルだけでなくLSやASなども含んだ広義の)74シリーズといったらどんな姿を想像しますか? 14~20ピンくらいのDIP(今だとSOICやSSOPかもしれませんが)を思い浮かべる人が多いと思います。より多い方は以前74シリーズの変り種(その3)で取り上げました。では少ない方はというと......
実は8ピンというのが2種あり、その一つがこのSN74LS56です。
これは1/50の分周器で、中に1/5の分周器が2つと1/2の分周器が1つ入っています。
ちなみにもう一つはSN74LS57という1/60の分周器です。
Tandy 200やHC-88で一般ユーザーにROM交換させるために使われていたカプセル式のソケット、正体不明だったのですが偶然に判明しました。
おそらくMolex社の2.54×15.24mm (.100×600") Pitch Modular IC Socket Systemと呼ばれるものと思われます。
これは基板に実装する「Socket」と、ROMなどのICを取り付ける「Carrier」からなり、ICのピンを保護しつつ逆挿しを防ぐ仕組みになっています。ピン数は24, 28, 32が用意されており、キーの位置(と色)によって(アドレスの偶奇など)複数ある場合の入れ替わり防止もできるようになっています。
74シリーズの変り種(その2)で取り上げた乗算器の74284と74285、去年国内の某ショップにて見かけたので思わず1つずつ買ってしまいました。
これが積の上位4ビットを受け持つSN74284Nです。
こちらは下位4ビットを受け持つSN74285Nです。