準出土品

出土品が自宅から出てきたものなのに対し、こちらは自宅以外で見つけた掘り出し物たちです。

TI TMS9900

2018-11-22 23:50 — asano

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D8251Aはついでに買ったと書きましたが、その時の本命だったのがこのデバイスです。

TI TMS9900JDL
Texas InstrumentsのTMS9900JDLというプロセッサです。「7906」とありますから1979年製ですね。

64ピンの巨大なパッケージです。しかも結構薄いのでうっかり割ってしまいそうで怖いです。

このようなセラミックパッケージではピンは側面にロウ付けされているのが一般的ですが、これは上面に付けられています。ピンは金メッキのようですが40年近い年月のせいでかなりボロボロになってしまっています。

さて、これはTIのミニコン 990シリーズをIC化したものです。

Intel D8251A

2018-11-17 23:10 — asano

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Electronic Surplusで面白いものを見つけたのですが、あそこは単価は安いのに送料が高いのでついでにいろいろ買ってしまいます。今回のものはその「ついで」に買ってしまったものです。

Intel D8251A
IntelのD8251A、これまでも8251 USARTは8251, 82C51, μPD71055といろいろ見てきましたがIntelのオリジナルは今回初めて見た気がします。

CERDIPの8251もこれが初めてかな。

頭の「D」がCERDIPを表わしています。Intelのパッケージを表わすプレフィックスをわかる範囲でまとめてみます。データシートに命名法があまり書かれていないのでこの表は類推で書いていることに注意。

uPD8080

2018-11-13 22:29 — asano

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今日は朝から頭痛がひどくて予定していた部品の買出しは延期...

さて、前に8080とサポートICのところでμPD8080A-Tを取り上げましたがもう一つ調達していました。

uPD8080A-T
これは以前取り上げたμPD8080A-Tです。NECの独自改良版でセラミックパッケージです。1985年製。

uPD8080AFC
これがもう一つの方でμPD8080AFC、1983年製のプラスチックDIPです。

ZIFソケット

2018-10-27 23:45 — asano
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ZIF(Zero Insertion Force)ソケットは挿入後にレバー操作などでロックする構造のソケットで挿抜時に足を折るリスクが低く、頻繁な抜き挿しが想定されるROMライタなどに用いられます。結構いろいろなタイプを持っていたのでまとめてみました。

TEXTOOL/3M 28ピン
定番中の定番は3M/TEXTOOLの緑色のものでしょう。昔はとても高価なものでおいそれとは使えませんでした。最近は安価なものが出回っていますがニセモノっぽいのが多いように感じます。写真のも「3M」と書かれていますが怪しいです。

これはピン数のバリエーションが多いのも特徴です。あと1.778mmのシュリンクとかZIP用なんかもあったはず。

Cisco Catalyst 2940

2018-10-21 23:28 — asano

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こんなものを手に入れました。生死は不明ですが、中を見てみたいだけなので特に問題はありません。

Cisco Systems
あの「Cisco」です。このサイズとコネクタから想像するにスイッチのようですね。

天板には吊橋ロゴがデカデカといれてあります。

前面
「Catalyst 2940 Series」ということは予想通りスイッチでした。

10Base-T / 100Base-TXが8ポートというのは今となっては使い道があまりありません。

TI SN84LS541N

2018-10-19 22:39 — asano

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74LS541を探していたところ、18個入りのスティックが売られていたので買ってみたのですが...

SN84LS541N
Texas Instrumentsでポルトガル製ってのはあまり見ない気がします。デートコードをみると35年前のものみたいですね。

それよりも問題なのはその型番です。てっきりSN74LS541Nだと思っていたのですが、よく見ると「SN84LS541N」になっているではないですか。

74LSシリーズと54LSシリーズがあるように、84LSシリーズなんてのがあるのでしょうか。

検索してみても74LSのミリタリー仕様らしいということがわかるだけでデータシートの類はまったく出てきません。54LSとは何が違うのだろう?

とりあえず74LS541の替わりに使えそうなので試してみるつもりです。

MCS-48 2種

2018-10-18 23:56 — asano
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これは以前取り上げた8741Aの兄弟デバイスです。

D8749H-3
IntelのD8749H-3、MCS-48ファミリの一員でベースとなった8748のメモリを倍増させたものです。それでもROMが2kBにRAMが128バイトという今となっては冗談のようなサイズです。

UV-EPROMを内蔵しているため消去用の窓が必要でCERDIPになっていますね。

これはオリジナルのIntel製ですが、日本ではNEC製を多く見かけたように思います。

NEC uPD4701AC

2018-10-16 22:42 — asano

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今回のもちょっと変わったLSIになります。

uPD4701AC
NECのμPD4701AC、データシートによると「インクリメンタル方式エンコーダ用カウンタ」となっています。

2相(90°位相のずれたA,B)をX,Yの2軸分入力してそれぞれ12ビットのカウントができます。2相あるので回転方向の検出も当然できます。それ以外に接点3つの入力が可能になっています。

Sharp LH8002

2018-10-03 23:58 — asano

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これも国内のショップで安かったので買ってしまったものの一つです。

LH8002P
シャープのLH8002P、LH0080がZ80 CPUだったようにこのLH8002はもっとわかりやすくZ8002のセカンドソースです。データシートに一緒に掲載されているのでLH8001も存在したはずです。

Z8010やZ8030などのファミリの他のデバイスもあったのかはちょっとわかりません。

試しに「LH8010」で検索してみたら、PDFが引っかかったのでちょっと期待してあけてみたら洗面台の図面でした...

Z8002があるのに購入したのは手持ちのZ8002がちょっと怪しかったから、マーキングのロゴやフォント・製造年の2008年といったあたりがおかしい気がします。

NS32082

2018-10-01 23:57 — asano

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これ最初は買うつもりなかったんですが、国内ショップのカタログで見かけてそこそこ安かったので買ってしまったのでした。

NS32082D-10
このNational SemiconductorのNS32082D-10は同社のプロセッサNS32016用のMMU(Memory Management Unit)です。NS32016の他 NS32032,NS32332にも使用できますが、NS32332の4GBアドレス空間は活用できない(そのためにNS32382がある)ので注意が必要です。

1985年製の10MHz版ですね。

以前書いたようにデータバス・仮想アドレスバス・物理アドレスバスをマルチプレクスしてピン数の節約とMMUをオプションにした場合の扱い(MMU無しの場合は仮想アドレスバスと物理アドレスバスを繋ぐ必要がある)を簡単にしています。それでも48ピンもあるのですが...