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SBCZ8


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Z8はZ8613ボードZ8671ボードなんかで動かしていましたけど、Universal Monitorをメンテすることを考えると自分以外も持っているボードがあったほうがいいかなということで...

SBCZ8
いつものようにSBCシリーズ、SBCZ8です。

ご本尊のプロセッサとしてはZ86C91を使用しました。Z8682はリセット回路に+7.5Vが必要で面倒なことになりそうなので。

クロックはクリスタルの手持ちが無かったのでSG-8002DCをサブ基板に乗せてZ86C91の3ピンにクロックを注入しています。SG-8002DCは専用ライタで希望の周波数をプログラムして使用できるので特殊な周波数が欲しいときには便利です。
Z86C91ではあるのですが12MHz品なので14.7MHzは使えず、7.3728MHzです。ソケットなので他の周波数を試すのも簡単です。

ロジックICは74HCシリーズ、今回はNMOSデバイスが無いのでこれでOKです。

ROMは28C16が指定されていますが持っていません。今後のために買っておいたほうが良いかもしれませんね。2716はありますが現在持っているライタTL866Aで焼けません。

対応リストには載っているようですがVPPが21Vまでしか出せない(後継機では21Vも出せなくなってしまいました)ので、25Vが必要な2716,2732は焼けないのです。2732で試したことはありますがベリファイエラーになってしまいます。

2732Aのアドレス0800H~0FFFHに書いておけば2716の代用になります(2732Aで追加されたA11の21ピンはVCCに接続)。当面はROMエミュレータを使うことにします。

RAMは写真ではエミュレータの陰になっていますがHM6116LP-3を積んでいます。

組み立て直後はまったく動かなかったのですが、いろいろ弄って(抜き挿しはしましたが部品交換はしていません)いるうちになぜか動くようになってしまいました。Z280のときのようなハンダ不良でもあったのか、コネクタ・ソケットの接触不良でもあったのか? エミュレータ周りはコネクタ多いので怪しいかもしれませんね。

参考文献・関連図書: 
鈴木哲哉(2018)『SBCZ8技術資料』
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