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準出土品

準出土品

出土品が自宅から出てきたものなのに対し、こちらは自宅以外で見つけた掘り出し物たちです。

Intel 1702A

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まさか手に入るとは思っていなかったものですが、少し前に入手しました。

Intel B1702A
IntelのB1702A、最初期のUV-EPROMです。ガラスがすりガラスになっているのと上から貼ってあるのが最近のものとは違いますね。これはCERDIPですが他に白いC1702Aもあって、本当はそっちが欲しかったのですが...

世界で最初に商品化されたUV-EPROMは1971年にIntelが発表した1702でした。容量は256×8bitの2kbitで、初めての消去可能なPROMだったはずです。

この1702Aはその改良版で、書き込み条件が若干緩和されています。

TI TMS9900

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D8251Aはついでに買ったと書きましたが、その時の本命だったのがこのデバイスです。

TI TMS9900JDL
Texas InstrumentsのTMS9900JDLというプロセッサです。「7906」とありますから1979年製ですね。

64ピンの巨大なパッケージです。しかも結構薄いのでうっかり割ってしまいそうで怖いです。

このようなセラミックパッケージではピンは側面にロウ付けされているのが一般的ですが、これは上面に付けられています。ピンは金メッキのようですが40年近い年月のせいでかなりボロボロになってしまっています。

さて、これはTIのミニコン 990シリーズをIC化したものです。

Intel D8251A

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Electronic Surplusで面白いものを見つけたのですが、あそこは単価は安いのに送料が高いのでついでにいろいろ買ってしまいます。今回のものはその「ついで」に買ってしまったものです。

Intel D8251A
IntelのD8251A、これまでも8251 USARTは8251, 82C51, μPD71055といろいろ見てきましたがIntelのオリジナルは今回初めて見た気がします。

CERDIPの8251もこれが初めてかな。

ZIFソケット

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ZIF(Zero Insertion Force)ソケットは挿入後にレバー操作などでロックする構造のソケットで挿抜時に足を折るリスクが低く、頻繁な抜き挿しが想定されるROMライタなどに用いられます。結構いろいろなタイプを持っていたのでまとめてみました。

TEXTOOL/3M 28ピン
定番中の定番は3M/TEXTOOLの緑色のものでしょう。昔はとても高価なものでおいそれとは使えませんでした。最近は安価なものが出回っていますがニセモノっぽいのが多いように感じます。写真のも「3M」と書かれていますが怪しいです。

これはピン数のバリエーションが多いのも特徴です。あと1.778mmのシュリンクとかZIP用なんかもあったはず。

TI SN84LS541N

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74LS541を探していたところ、18個入りのスティックが売られていたので買ってみたのですが...

SN84LS541N
Texas Instrumentsでポルトガル製ってのはあまり見ない気がします。デートコードをみると35年前のものみたいですね。

それよりも問題なのはその型番です。てっきりSN74LS541Nだと思っていたのですが、よく見ると「SN84LS541N」になっているではないですか。

74LSシリーズと54LSシリーズがあるように、84LSシリーズなんてのがあるのでしょうか。

検索してみても74LSのミリタリー仕様らしいということがわかるだけでデータシートの類はまったく出てきません。54LSとは何が違うのだろう?

MCS-48 2種

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これは以前取り上げた8741Aの兄弟デバイスです。

D8749H-3
IntelのD8749H-3、MCS-48ファミリの一員でベースとなった8748のメモリを倍増させたものです。それでもROMが2kBにRAMが128バイトという今となっては冗談のようなサイズです。

UV-EPROMを内蔵しているため消去用の窓が必要でCERDIPになっていますね。

これはオリジナルのIntel製ですが、日本ではNEC製を多く見かけたように思います。

NEC uPD4701AC

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今回のもちょっと変わったLSIになります。

uPD4701AC
NECのμPD4701AC、データシートによると「インクリメンタル方式エンコーダ用カウンタ」となっています。

2相(90°位相のずれたA,B)をX,Yの2軸分入力してそれぞれ12ビットのカウントができます。2相あるので回転方向の検出も当然できます。それ以外に接点3つの入力が可能になっています。

Sharp LH8002

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これも国内のショップで安かったので買ってしまったものの一つです。

LH8002P
シャープのLH8002P、LH0080がZ80 CPUだったようにこのLH8002はもっとわかりやすくZ8002のセカンドソースです。データシートに一緒に掲載されているのでLH8001も存在したはずです。

Z8010やZ8030などのファミリの他のデバイスもあったのかはちょっとわかりません。

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