MC6808

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また新しいデバイスを買ってしまいました。


MotorolaのMC6808L、1980年9週製造と思われます。

MC6808はMC6802から内蔵SRAMを取り除いたものです。必要なRAMの少ないシステムでは外部にRAMを接続しなくて済むMC6802はありがたい存在ですが、どうせ外部にRAMを追加するなら128バイト程度のRAMなど無くても困らないでしょう。

まぁMC6802もピン36をRE(RAM Enable)をLにすれば内蔵RAMは切り離されるので、ダイは同一の可能性もあります。MC6808では常にLにしろとあるのでボンディングオプションですらなく単にRAMの動作を保証するかどうかの違いかもしれません。

SG-Writer II を開けてみた

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前回書いたように久しぶりにSG-Writer IIを取り出してみたらカラカラ音がするので開けてみました。


ネジとスペーサが外れて転がっていたのですが、写真を取り忘れたので上の写真は再組立てした状態です。

基板は長いセルタップネジでケースに直接取り付けられていたのですが、ネジのピッチが大きく2~3山程度しか締め込まれていません。このネジの先端はタップ用の切込みが入っていてネジとしては不完全だから、これは設計が不適切なんじゃないかなぁ。

そのネジ山が衝撃か何かで削れてしまったようで、2本分が効かなくなってしまっていました。

修理方法を考えなくては。

中古PCを調達

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前回も書いたようにHDDを換装後にReactOSのインストールに手こずっていますが......

工作デスク付近にはこれしかPCが無いので、何とかしないとマイコンボード用のターミナルにも事欠く状況です。

元々のWindows 7を再インストールしようにもリカバリーディスクを紛失してしまっています。ノートPCはWindows機は無いのでターミナルだけならともかく、ROMライタ等の使用には利用できません。

別の場所にあるWindows 10機を移設しようかとも思ったのですが、中古のWindows 10機なら1万円ちょっとだったので1台買ってしまいました。富士通のESPRIMO D587/RXです。

とりあえず最低限必要なソフトウェアをインストールしました。

TeraTerm

これまで(シリアルポート専用にしていたこともあって)古いものを使い続けていたのですが、この機会に最新の4.106にしました。

MiniPro(TL866A

ROMライタです。公式サイトから最新の6.85をインストールしました。

PCが1台いかれた(その3)

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注文していたHDDが着荷したので比較してみました。


上が枠に取り付けられたままの取り出したHDD、下が新たに買ったものです。

コネクタの横方向の位置は一致していそうですね。厚さが9.5mmに対して7mmなのが少し気になりますが、ネジ穴とコネクタの位置関係は同じに見えるので枠に取り付けてみます。

ネジはトルクスのT15です。

PCにセットしてみるとすんなり入りました。試しにDPS Self-testを実行してみたら正常終了したのでコネクタの接続も問題無いようです。

HDDの交換ができたので何らかのOSをインストールしなくてはなりません。

PCが1台いかれた(その2)

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(その1)に引き続きいかれたPCの復旧です。

HDDの交換が必要と思われるのでケースを開けていきます。まず背面のネジ(ツマミが付いているので手で外せます)を外すとトップカバーがスライドして外れます。


左手前に大きなヒートシンクとファンがありますのでCPUはこの下と思われます。

右側は光学ドライブですね。他に収納できる場所は見当たらないのでHDDはおそらくこの下だと思います。

ACアダプタ式なので電源ユニットはありません。メインボード上にDC-DCコンバータはあるでしょうが。

光学ドライブですが、コネクタを外して緑のレバーを倒すだけで前側に簡単に抜くことができます。

PCが1台いかれた(その1)

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Windows 10 Professional 64bit機を1台工作デスクに維持していたのですが、先日遂に起動不能になってしまいました。

主にデータシートのPDFビューワとシリアルターミナルなどを目的にしていたので救い出すべきデータもあまり無いはずですが、可能な範囲で取り出すつもりです。ターミナルのログくらいしかないかもしれませんが。


2016年頃に中古で買ったHP Compaq 8000 Elite USDT Business PCです。

Windows 10 Professional を条件に探した記憶があります。メモリは8GBですが、後から増設したのかもしれません。

VM39S5G-12.800

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これ以前から気になっていた発振器で、すぐに使うあてはありませんが試しに買ってみました。


VM39S5G、温度補償タイプの水晶発振器、水晶振動子の温度特性を温度センサとRC回路によって補正して周波数安定度を高めた水晶発振器です。

これは12.8MHzのものですが、トリマと外部電圧でわずかに変えられるようです。


上面左上の丸穴の中にそのトリマがあります。

自宅メールの話(UUCPの頃)

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自宅で最初に電子メールが使えるようになったのは1994年頃だったか、今回はその頃の話を思い出しながら書いてみたいと思います。

私はいわゆる「パソコン通信」というものはやっていませんでした。(アマチュア無線によるRBBSはちょこっとやっていました)
大学のメールアドレスはありましたが自宅からのアクセスはできませんでしたし、修了後は使えなくなるのでそれまでに何らかの手段を用意したいと思っていました。

ちょうど386bsdを動かしていましたし、大学のメールの運用にもちょっと関わっていました。

今みたいに全学の大きなシステムではなく、学科単位(研究室単位だったかも)での運用でした。なのでアドレスも@の右側に学科が含まれます。

可能なら自宅でメールサーバを運用したいと思いましたが、まだ個人向けISPが生まれたかどうかという時期です。それに接続料を払う余裕もありませんでした。

幸い知り合いに先に運用始めていた人がいたのでそこへ接続させてもらうことにしました。実はその知り合いもまた同じ方法で接続していまして......

好意で繋がせてもらったので迷惑をかけてはいけません。

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