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R6532 RIOT

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65xxファミリのデバイスはあまり持っていないのですが、最近これを入手しました。

Rockwell R6532P
RockwellのR6532P、RIOT(RAM I/O Timer)と呼ばれているものです。この組み合わせ、Intelの8155,8156とそっくりですね。

「1302」ということは2013年のメキシコ製ということでしょうか。あまりに新しいのでリマークが心配です。

ROMは別に用意するとして、ワーク用の小容量のRAMと8ビットの双方向I/Oが2つ、それに8ビットのタイマが一つになっています。8155,8156同様小さなシステムを少ないデバイスで構成するためのものです。

Z8671を動かす

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新しいデバイスを手に入れても実際に動かすのは遅くなることが多いのですが、今回はすぐに動かせました。これも Twitter にさらしたおかげかもしれません。

Z8671搭載ボード
いつものように動作確認できる最小構成です。Zilogの資料では7チップとなっていますが、ROMを省略して(-1)、シリアルのレベルシフタを1488+1489⇒SP3232にして(-1)、クロックを独立発振器に変更して(+1)、なので合計6チップ構成です。

基板レイアウトはINS8073ボードP8052AH-BASICボードとあわせています。電源・シリアルのコネクタも一緒です。

Z8671

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前から欲しいと思っていたBASIC内蔵マイコンのZ8671が手に入りました。

Z8671B1
オリジナルはもちろんZilogのZ8671、これはSGS製のセカンドソース品ですね。2kBのマスクROM内蔵のZ8601にTiny BASICを格納したものです。

「A」が付かないので8MHz品、プラスチックパッケージで動作温度範囲は0~70°Cのものです。

クロックの定格は8MHzですが、シリアルのボーレートを一般的なものにするためには7.3728MHzとする必要があります。

これにRAMを接続してターミナルを用意すればBASICが使えます。

日本を変えた千の技術博(後編)

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前回に引き続き「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」をお送りします。今回は計算機編です。

SERAC
地震波の解析用に作られたアナログ計算機、SERACです。

真空管式で1961年製です。入力はフィルムに記録された地震波形を光電管で読み取り、結果はペンレコーダで出力されます。

残念ながら内部構成などの説明はありませんでしたが、一般的なアナログ計算機であれば加減算器・積分器・微分器などをパッチコードで接続してプログラミングします。

いわゆるオペアンプはこれらの演算器を作るためのものでした。

そういえば学生時代に実習でアナログ計算機やりましたね。IC時代のものですから卓上サイズでした。

日本を変えた千の技術博(前編)

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国立科学博物館は以前訪問していますが、企画展目当てに行ってきました。「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」、3月3日までの開催です。

例によって電気関係の展示をいくつか紹介していこうと思います。今回は計算機以外です。

コヒラー検波器
これはコヒラー検波器(コヒーラ検波器・コヒーラ管とも)と呼ばれた初期の検波器です。ガラス管の2つの電極の間に金属粉が封入してあり、電波を受けると抵抗値が下がります。電波が無くなってもそのままでは元に戻らないので、機械的に衝撃を与えるなどしてリセットする必要があります。

このような特性なので当然のことながら電信にしか使用できません。

これ子供のころ愛読していた図鑑に載っていたのを憶えていますね。

ASUS VL/I-486SV2G

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PC用マザーボードを取り上げるのは久しぶりです。これまたかなり古いものになります。

VL/I-486SV2G
ASUSのVL/I-486SV2Gです。名前からわかるように80486用でATフォームファクタ、SIMMが72ピンであることとVLバスということから80486用としては後期のものですね。

拡張スロットは16ビットISAが7本、うち2本はVLバスになっています。今と違ってオンボードデバイスはATキーボードくらいなので、このスロット数はそう余裕があるわけではありません。

AVRWRT3

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製作中のボードでATmega644を使用予定なので昔買った書き込み器を引っ張り出してきました。

AVRWRT3
共立エレショップのAVRWRT3、以前取り上げたAVRプログラマなどと同様ISP方式のプログラマです。

買ったきっかけはATmegaやATtinyを使い始めたためでした。使っていたのはどれもアプリケーションノートAVR910をベースにしたもので、新しいデバイスには対応していません。ネットを探すと製作記事もいろいろとあるのですが、どれがいいか考えているときにこれを見つけたのでした。

PCM56P

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以前PCM58Pを取り上げましたが、さらにPCM56Pも出てきました。

PCM56P
Burr-BrownのPCM56P、2つありました。

マーキングはかなりビジーになっています。1987年の日本製ですね。右下の「J」は他と若干色が異なっていますが、おそらく後から実測して選別しているのでしょう。

これはオーディオ用シリアル入力の16ビットのD/Aコンバータ、1チャンネルのものなのでステレオ用に2つあるのは自然なことですね。電源はロジック系とアナログ系がそれぞれ5~12Vの正負電源が必要です。PCM58Pと異なりビット重みの微調整はMSBのみとなっていて、ピン数は16と少なくなっています。

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