警報機 YK-210(分解編)
前回隠されていたネジを見つけたので、バラしていきます。
ネジを抜いて左右のツメを外すと裏ブタが開きます。
スピーカへのコネクタを抜いて基板を外します。基板は樹脂ケースに挟まれているだけでネジなどはありません。
基板の裏側(壁にかけたときの壁側)です。
前回隠されていたネジを見つけたので、バラしていきます。
ネジを抜いて左右のツメを外すと裏ブタが開きます。
スピーカへのコネクタを抜いて基板を外します。基板は樹脂ケースに挟まれているだけでネジなどはありません。
基板の裏側(壁にかけたときの壁側)です。
階段に設置されていた火災警報機も交換したのですが、台所の警報機とは別機種だったのでこちらも開けてみることにします。
メーカは同じ矢崎エナジーシステムでした。型番はYK-210です。
火災のみの警報機だと思っていたら一酸化炭素のセンサも持っているようです。火災のみのを買っちゃったな、まぁいいか。
下についている紐は「警報停止 / 点検」ボタンと同じ働きです。高所に設置するものなので必要に応じて紐を結んで延長できるようになっています。試しに引いてみたところ、期限切れとのアナウンスが流れました。
8031/8032ボードはいくつかアドレスを変えながらループさせてアドレスバス確認が出来たところで一応完成ということにして、Universal Monitorの移植にかかります。
ターミナルはEMILY Board経由と内蔵UARTの両方に対応することにしますが、まずは簡単そうなEMILY Board経由で一通り動かしてみることにして一通りのコマンド(D(ump), G(o), S(et), H(bank), L(oad))を実装してみました。
これもまた癖のあるアーキテクチャですね。
またEMILY Board使って新たなプロセッサが動くようになりました。
今回作ったのはIntelのMCS-51ファミリの8031/8032用のボードです。
このファミリはEA/Vppで内蔵ROMを切り離せるので8058とか8751なども使えると思いますが、8031/8032の入手性は悪くないのでわざわざROM内蔵品を使うことも無いでしょう。
富士通のUV-EPROM MB8516は以前にも古いUVEPROMで出しましたが、もっといいものが出てきました。
やはりホワイトセラミックのものは美しいですね。
1981年製のもの。型番もサフィックスが付かないのですっきりしています。昔の規格表を見るとアクセスタイムが450nsのMB8516と350nsのMB8516Hの2種があったようで、これは450ns品です。これは使いづらいなぁ。
窓のところが反射してしまっているので別角度の写真も載せておきます。
Universal MonitorのZ80版にR(egister)コマンド実装していてRレジスタの挙動について誤解していたことがわかりました。そこで今回はZ80のRレジスタについて書いてみることにします。
今さら役に立つ機会なんて無いでしょうけどね。
これまでのRレジスタについての理解はざっとこんなところでした。
LD A,R, LD R,A命令で値の出し入れができるはっきり言ってあまり使い道はありません。ゲームなどの簡易乱数発生器として使うか、プロテクトのチェッカルーチンで解析妨害のために使うくらいしか思いつきません。あとは同じ値を代入し続けてソフト的にリフレッシュ動作を不全にするくらいでしょうか。
普通なら無かったことにしても構わないレジスタなのですが...
前にOTP品のTMP90P802APを内蔵ROMを切り離して外部メモリで実行できました。ならマスクROM品でもいけるだろうとこれ買ってみました。数ヶ月前ですが...
東芝のTMP90C840N-1351、1989年の日本製のようです。
DIPなのは良いのですが、64ピンのシュリンクDIPですのでユニバーサル基板で扱うにはちと難がありますね。サンハヤトからシュリンクDIPの周りに2.54mmのユニバーサルパターンの配置されたのがあるのでそれを使うつもりです。EMILY Board使うからそれで十分収まるでしょう。
何度かそのうち取り上げますと書いた電話機、ニューテクのTL-B51をついに...
これ、学生のときの同期が使っていたのを就職時に譲り受けたシロモノなので30年くらい前のものですね。しばらく放置した後、600A型を置き換えて使っていました。最近、留守番電話機能付きを買ったので今度こそお役御免です。
ボタンを見ればわかるとおり必要最小限の機能のみです。
裏面もシンプルそのものです。