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古い雑誌記事の入手の仕方

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前回、古い雑誌記事の探し方を書きましたが、今回は見つけた記事の入手方法について書いてみたいと思います。

バックナンバー

比較的新しい号でしたら出版社にはまだ在庫が残っているかもしれません。

出版社によってはメール等で申し込めば販売してくれるところもありますので問い合わせてみると良いでしょう。

また書店から取り寄せてもらう方法もあります。

一般の書店では次の号が出ると返本してしまうことが多いですが、秋葉原の書泉ブックタワー等バックナンバーを置いているところも少ないながらあります。

合本

数か月分の記事をまとめた合本が発売されていたものもありました。

  • 『エンサイクロペディア・アスキー』:『ASCII』誌をまとめたもの
  • 『TheBASIC B-Number』:『TheBASIC』誌をまとめたもの

合本も入手困難になってしまっていますが、後述の古本屋などをあたる時の選択肢しては有効と思います。

広告やニュース記事などが省略されていたり、順序が変更されていたりするので注意は必要です。

古い雑誌記事の探し方

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以前、私の雑誌遍歴(前編)(後編)を書いたためか、「○○の記事の号は何年何月号ですか?」といった問い合わせが何件かありました。

そこで昔の記事の探し方について私がよく使う方法を書いてみたいと思います。

総目次を使う

技術系の雑誌であれば何らかの形で総目次が用意されていることが多いと思いますので、もしそれがあるのなら当たってみるのが良いでしょう。

  • 『トランジスタ技術』,『インターフェース』は毎年発行されているCDROM版(1年分の記事がPDFで収録されている)に創刊号からのインデックスがテキスト形式で収録されています。ページの範囲まで記載されていますのでコピーサービスを使うにも便利です。
  • 『ASCII』,『Oh!PC』などは1年分のインデックスが毎年特定の号に掲載されていました。
  • それ以外でも過去の総目次が掲載されたものもあります。

もしこれらを持っていて、著者・タイトルの見当が付くのであれば最も簡単な方法の一つと思います。

TL866A ROMプログラマ

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ちょっとUVEPROMの2732Aを使う必要があって、中国製のROMプログラマ(ライタ)を買ってみました。

TL866A
MiniPRO Programmer TL866Aというものです。

40ピンまでのDIPのものはそのまま書き込み可能、それ以外はアダプタでの対応です。
ピン数の少ないデバイスは1ピン側に寄せるようになっているのがちょっと変わっていますね。大抵は反対側(UVEPROMだとGNDの側)に寄せるので、気をつけていないと間違えそう...

ホストとの接続はUSBで、写真左側にBコネクタがあります。電源もUSBバスパワーで動作するので他に電源は必要ありません。

右側にはシリアル書き込み用のコネクタがあります。

IBM MO32BO マウス

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ジャンク屋で見つけて2つ買い、1つ使用中ですがこれは予備としている方です。

IBM MO32BO
標準的なホイールマウス、ThinkPad用のものらしく小さいですね。

買ったときは表面が溶けたようにベタベタになっていました。仕方ないのでバラして樹脂部品をIPAで洗ったところ、さらに溶けることもなくベタベタだけ何とかなりました。IBMロゴも無事です。

ISA SCSIボード

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ISAバスのSCSIボードがまた1枚出てきました。

表面
8ビットバスの小さなボードです。左上には「HP」のロゴも見えます。

ひときわ大きなNCR 53C400Aがコントローラ、データシートによるとアドレスデコーダまで内蔵したPCに特化したSCSIコントローラのようです。48mAのドライバも持っています。

3つある小さなPLCCはPALCE16V8H-15JC/4 ×2, PALCE20V8H-15JC/4です。どちらもGALと同じようなPLDです。せっかくISAバスに直結できそうなコントローラなのに、何をしているんでしょうか?

容量のわかりにくいSRAMたち

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SRAMはその型番で容量がわかるものが多いですが、知らないと見当のつかないもので手持ちのものを集めてみました。

CXK5814P-35L
トップバッターはソニーのCXK5814P-35L、2k×8bitのものです。アクセスタイムが35nsの高速品ですね。

100ns~150nsのものはCXK5816とわかりやすい番号です。さらにCXK5864, CXK58256, CXK581000, CXK584000と規則正しく続いています。

ノギスとバーニヤ目盛り

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ノギスも今ではディジタルで直読できるもの普及していますが、私は昔ながらのものを愛用しています。

ノギス
ミツトヨ製で小型の100mmのものです。電子部品を測るのがメインなので大きなものは必要ないと考えたからです。

買ったのは20年くらい前でしょうか、勤め人時代は職場に置いていることが多かったですね。

私は公式にはソフト屋ということになっていましたが、机にはこのノギスの他にもオシロスコープやハンダゴテがあったり、分解したメカの一部や基板が転がっていたので、よく「お前は何屋なんだ?」と聞かれたものです。
でもメカ制御系のソフトにはあると便利だったんですよね。

AV2HDMI (動作確認編)

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先日取り上げたAV2HDMIですが、買ってからまだ一度も動かしていない気がします。古パソコンの前に本来の使い方を試してみた方が良さそうです。

とりあえずHDMI⇔DVI-DケーブルでPCモニタ(Lenovo ThinkVision LT2452p)に接続してみました。入力は未接続です。

AV2HDMIに電源を供給し、モニタの入力を切り替えるとブルーバックが出ました。
モニタのメニューから入力信号の情報を表示させると、1920×1080 67.5kHz/60.0Hzと出ました。AV2HDMIのスイッチを720Pに切り替えると1280×720 45.0kHz/60.0Hzと変化しています。

どうやらHDMI出力は正常に動作しているようです。

これ以上の確認をするためにはコンポジットの信号源が必要です。ちょうど古いDVDプレーヤ P2000Cが出てきた(これも近いうちに取り上げたいです)ので試してみることにします。

このプレーヤはHDMIも付いていないのでこの実験にはピッタリです。

Planex EQN-AP300E

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以前アクセスポイントが壊れた話を書きましたが、交換用に買ったのがこれです。ジャンク扱いだったので念のため2個買ったうちの一つです。

EQN-AP300E
前のは家庭用のルータでしたが、これはアクセスポイント専用機です。

単機能のわりには大きいですね。802.11n/g/b対応、11a非対応な代わりに11nの300Mbps対応です。11aは使っていなかったので問題はありません。

各種設定はWWWベースなので本機にもIPアドレスが必要です。上部のResetボタンは工場出荷設定に戻すためのものです。ネットワーク以外にUIが無い機器はアドレスがわからなくなると厄介ですから。

水銀体温計

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二晩寝たらとりあえず復活。昨日「体温計」と書きましたが、あれこそ電子化で遺物になったものですね。

体温計
うちでまだ現役の体温計、どう見ても水銀体温計です。

写真では見にくいかもしれませんが35°Cの左(34.9°C付近)まで銀色が来ているのがわかると思います。角度によって見えたり見えなかったりするのでなれないと使いにくいかもしれません。

それから測定には時間がかかるのが欠点ですね。測定する対象物(人体)と温度平衡になるのを待たないといけないからです。これは電子体温計でもそうなのですが、最近の多くの電子体温計は温度の変化率から計算で予測しているので短時間で計れるように見えているだけです。

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