最近のお買い物(2018/6)
2回目となる「最近のお買い物」シリーズです。
とりあえず月刊でと始めましたが、分量的にも良さそうなのでしばらくはこのペースで行こうかなと考えています。
2回目となる「最近のお買い物」シリーズです。
とりあえず月刊でと始めましたが、分量的にも良さそうなのでしばらくはこのペースで行こうかなと考えています。
74LS573と水晶がまだこないのでMC6803の確認はまだ保留ですが、先にM5L2764Kで動かなかった件を考察してみます。
まずは電圧レベルについてです。
ROMの入力についてはCMOS⇒NMOSなので問題ないとは思いますが...
日本では滅多にお目にかかれない54LSシリーズ、海外ショップで見かけたので買ってみました。
Texas Instruments製のSN54LS14J、SN54xxxxとSN74xxxxは対応しているのでこれはシュミットトリガのインバータです。
54と74の違いはその動作温度範囲(Operating Free-air Temperature)で、通常の74が0~70°Cなのに対して54は-55~125°Cと広くなっています。ミリタリグレードと呼ばれることもあります。データシートによると温度だけでなく放射線耐性を高めた宇宙用のSN54LS14-SPなんてのもあるようですが、さすがに入手は出来ないでしょう。
以前「不明なパーツ」で取り上げたもの、ある方より水晶振動子であるとの情報をいただきました。
そうとわかると動かしてみたくなります。74HCU04あたりで発振回路を組もうかとも考えたのですが、秋月にこの用途にピッタリのキットが売られていたのを思い出して買ってきました。
これがその「水晶発振子周波数測定キット」です。専用基板があるので組み立てはすぐに終わります。
LEDの電流制限抵抗にまで1%の金属皮膜抵抗を使っているのにちょっと違和感を感じますね。
さっそく問題のパーツを測定してみることにします。
今回はMC288XLの内部になります。このところ続いてきたモデムたちはこれで最後です。
筐体の金型が共通らしいことからも予想できるように内部の構造も大差ありません。基板も似たような感じですがメモリ関係がスッキリしています。
Rockwellの大きなPLCC L3902-57,R6682-21がモデムのチップセット、例によってデータシート等が入手できないので詳細は不明です。
ソケットに入っているのはAM29F010、128k×8bitのフラッシュEEPROM、ファームウェアの搭載用と思われます。
右隣のCY7C199-20VCは32k×8bitのSRAMです。
ROMが2⇒1個、RAMが3⇒1個と数が減って占有面積もかなり減っています。またUV-EPROMがフラッシュEEPROMになったことでアップデートの可能性も出てきていますね。
昨日のMC14400FXもさっそく中を開けてみました。
中は基板が1枚だけでした。電源回路も右下部分に同居しており、電源コードも直接ハンダ付けされています。
左上のスピーカの下にもICがいるので外します。
左上の2つのRockwellのPLCCはモデムのチップセットC1993-11とR6639-21、データシートは見つからないでしょう。一応検索してみましたが案の定どちらも発見できませんでした。他にそれらしいのが無いのでどちらかがCPU内蔵と思われます。
ME5614Dと一緒に出てきたマイクロコアのモデムを取り上げます。
MC14400FX、名前からわかるように14.4kbps対応のモデムです。FAX機能がまだ一般化していなかったのか「FX」と付けてFAX対応を主張していました。
上が平らではなくものを積むことは出来ませんでしたが、電源内蔵のわりにはコンパクトな筐体です。
その代わり結構熱くなったように記憶していますが...
フロントにはLEDが10個もあって賑やかでしたね。
昔のプロセッサ誌を調べていたらZ80の面白い周辺LSIの紹介記事「Z80 GLU と Z80 SPCT」を見つけましたので、今回はこれについて書きたいと思います。現物を持っていないので写真は無しです。
まずはZ84C80, Z84C81 Z80 GLU(General Logic Unit)です。
これはよく使われる以下の機能をまとめたものです。
一部のピンは共有になっているので同時に全てが使えるわけではありません。