PCM56P

2019-01-18 23:34 — asano

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以前PCM58Pを取り上げましたが、さらにPCM56Pも出てきました。

PCM56P
Burr-BrownのPCM56P、2つありました。

マーキングはかなりビジーになっています。1987年の日本製ですね。右下の「J」は他と若干色が異なっていますが、おそらく後から実測して選別しているのでしょう。

これはオーディオ用シリアル入力の16ビットのD/Aコンバータ、1チャンネルのものなのでステレオ用に2つあるのは自然なことですね。電源はロジック系とアナログ系がそれぞれ5~12Vの正負電源が必要です。PCM58Pと異なりビット重みの微調整はMSBのみとなっていて、ピン数は16と少なくなっています。

「J」についてデータシートで確認すると全高調波歪率によるランク分けでした。DIP品のPCM56PではK,J,無印,Lの4種、SOIC品のPCM56Uは無印のみとなっています。

EPSON SG-Writer II

2019-01-16 23:21 — asano

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前から気になっていた、けれどもなかなか踏ん切りのつかなかったEPSON SG-Writer IIを買ってしまいました。

SG-Writer II
これはSG-8002DC(他にもありますがこれがDIPで入手も容易)という発振器に希望の周波数や振幅などを設定するツールです。この発振器は内部がPLLになっていてその分周比などを内蔵のOTPROMから読み込んで動作します。専用のソフトウェアに希望の条件を入力してOTPROMに書き込むことで任意の周波数の発振器が得られるというわけです。

MP-ROM (分解編)

2019-01-14 22:27 — asano

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MP-ROMはまだ使うつもりですけど、ちょっと内部を覗いてみましょう。

基板 表面
中にはこの基板が1枚入っています。

中央のソケットに入っているPLCCのW78E52P-40は8kBのFlash EEPROMを持ったマイコンです。型番からも想像できるようにMCS-51の流れを汲み、最大クロックは40MHzに達します。

右にあるUT61M256S-70はズバリのデータシートが見つかりませんが、おそらく32k×8bitのSRAMと思われます。W78E52の内蔵RAMは256バイトしかないので外付けしているのでしょう。ディスクの曲リストを持つことを考えると256バイトでは明らかに不足しますから。

その下に2つあるATF16V8BはGALですね。DIPの替わりにPLCCも使えようにパターンが用意されています。

RCA CDP1823

2019-01-13 21:30 — asano

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去年買ったまま忘れていたデバイスを発見、CDP1824Eの同類です。

CDP1823CE
RCAのCDP1823CE、型番からわかるとおりCDP1802ファミリの一員です。これもSRAMでCDP1824より番号は若いですが容量はこちらの方が上で128×8bitの1kbitあります。

マーキングが少し傾いているようですが、古いものではよくある事ですね。ロゴマークも通常フォントで「RCA」とあるだけであっさりしています。

左のピン跡のところは顔のようになっています。もちろん顔文字ではなく山の向きと点の数で何かを表しているのだと思いますが、それ以上は不明です。

1ピンマークも数字の「1」がエンボスになっています。

MP-ROM (外観編)

2019-01-11 22:25 — asano

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今でも使っているものですが通風孔がホコリで詰まってしまったのを掃除するついでに中のユニットを取り出してみました。

MP-ROM
5インチベイサイズですがPC用のドライブではありません。CD-ROMドライブと1対1で接続してMP3プレーヤを構成するユニットです。

PCの空きベイに入れて使う(CD-ROMドライブは共用できないので専用に積む必要あり)ことも可能ですが、私は外付けドライブ用のケースに入れています。枕元に置くにはその方が都合がよいので。

前面
前面パネルは一般的なCDプレーヤなどと似ていますね。

AMD Am9511A APU

2019-01-09 23:01 — asano

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浮動小数点プロセッサのところにIntel 8231Aがありますが、オリジナルを手に入れました。

Am9511ADC
AMDのAm9511ADC、APU(Arithmetic Processing Unit)と呼ばれていたものです。1986年製のCERDIP品です。

残念ながら2MHz品(3MHz品は末尾がA-1DC、4MHz品はA-4DC)ですが、今さらパフォーマンスを求めはしないので別にいいかな。

裏側
これは裏側、フィリピン製であることがわかりますね。

Cisco Catalyst 2940 (動作・分解編)

2019-01-06 23:34 — asano

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Catalyst 2940用のコンソールケーブルを手に入れたので試しに動かしてみました。

コンソールケーブル
いざとなったら適当なネットワークケーブルを切って作ろうかとも思っていましたが、純正ケーブルらしきものをジャンク屋で見つけたので買ってみました。

接続してTera Termの設定はとりあえず9600bpsにして電源を入れたところIOSの起動メッセージが流れてきました。

IOSの経験はないので詳しいことはわかりませんが、自己診断は正常に通過しているようですし心配していたパスワードを聞かれることもなく初期設定状態に入ったようです。

ということはこれは使えるのかな。

まぁ今さら100BASE-TXのHUBが増えてもあまり嬉しくありませんけどね。

Z8036

2019-01-03 22:26 — asano

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Z8036は以前「Zilog Z8036/8536 CIO」で取り上げましたが、最近さらに入手していました。

Z8036B1
SGSのZ8036B1、イタリア製です。5桁のコードはよくわかりませんが1988年製でしょうか?

このSGS製というのはあまり見かけませんが、以前Z80 SIO/DARTのところでZ80 SIO/0を出しました。

あのSIO/0はMAA-1に載せて動かしていましたが、最近死んでしまっていたのがわかりました。

あれはツルツルパッケージでしたが、これは梨地になっていますね。

2019年

2019-01-01 21:06 — asano

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新年 明けまして おめでとうございます
今年もよろしく お願いします

2018年は実に多くのマイコンを動かしてみることが出来ました。vintagechipsさんのルーズキットを使って動かしたHD6303, MC6803, MC6809, MC6800, 8080など、変換下駄を使ったZ280, 1820-2151(MC6802)、そしてINS8073, Z8613, 8052-BASICです。