Matrox G450 2種

2016-10-08 18:33 — asano

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MatroxのG450ビデオボードを2種類紹介しましょう。


以前紹介したPCI Matrox Millenniumではヒートシンクも無かったのですが、これにはヒートシンクが付いています。律儀にGNDに接続してありますね。

VRAMはSamsungのK4D62323HA-0C60、512k×32bit×4bankのDDR SDRAMです。これ一つで8MBですから、全部で16MBということになります。


「G45 + MDHP16DB」が型番でしょうか、「16」がVRAM容量を表しているようです。

16k SRAM

2016-10-07 16:30 — asano

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今日はSRAM、8ビット幅初期のモノです。


最初は日立のHM6116LP-2です。2k×8bit構成で、小さなマイコンシステムではRAMはこれ一つで済みます。2kバイトもいらないからといって小容量のものを選ぶとたいてい×1や×4bit品なので複数個必要になってしまいます。

初めて作ったマイコンボード(⇒Z-80ボード 1号機)のRAMも確かHM6116LP-3でした。1983年当時で一つ1,000円以上して、単価の最も高い部品だったはずです。

CS8401とCS8411

2016-10-06 16:09 — asano

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これらのデバイスはS/PDIFのトランスミッタとレシーバです。


前にMDS-S30の項で光デジタルの部品を買ったと書きましたが、その一つがこれです。他に光コネクタ(発光・受光素子内蔵)も買った記憶がありますので、そのうち出てくるでしょう。

写真上のCS8401-CPがトランスミッタで、下のCS8411-CPがレシーバです。どちらもパラレルのCPUバスを持っていますが、他にCPU無しで使えるCS8402, CS8412というのもあります。
いずれにしてもオーディオデータ自体はシリアルなのでPC等に接続してオーディオデータのやり取りをするためにはシフトレジスタと適当なFIFOを用意する必要があり、検討中に製作意欲が失われてそのまま放置されることになってしまいました。

GV-MVP/RX3

2016-10-05 17:35 — asano

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今日もPC系のパーツ、IO DATAのGV-MVP/RX3です。


このGV-MVP/RX3は私の持っているPCパーツの中ではそう古いものではないのですが、今回取り上げたのは技術的にではなく社会的に遺物とされてしまったものだからです。

これはアナログ地上波のチューナボードなので、放送が終了してしまった今は使いようが無いモノとなってしまいました。外部入力のキャプチャ用に使うことはできますけど。

Pro Audio Spectrum 16 LMSI

2016-10-04 16:34 — asano

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昔Sound Blasterシリーズとともに有名だったサウンドボードPro Audio Spectrumシリーズの一つです。


Media Vision社製のサウンドボード、Pro Audio Spectrum 16 LMSIです。これはしばしばPAS16と略され(ボード上のシルクもそうなっています)ました。LMSIは搭載しているCD-ROMインターフェイスの種類です。Laser Magnetic Storage Internationalの略らしい。

これはISAバスのカードですが、サウンドボードはPCIへの移行が遅れ最後までISAに残ったモノの一つでした。データ量が比較的少なかったこと、ゲーム等のソフトウェアが直接アクセスすることが多く互換性が重視されたことなどが理由だったのだと思われます。

NEC V20

2016-10-03 23:42 — asano

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NECのV20 (μPD70108C-8)です。


V20はNECが8088をCMOS化して機能拡張したプロセッサです。というよりPC-9801シリーズ等にも使用されたV30の8ビットバス版といったほうがわかりやすいかもしれません。EPSON PC-286NOTE FにもV30は使われていました。

これは1997年製のようですが、製造開始が1984年であることを考えると末期のものでしょうか。

さて、何故これが「出土品」ではなく「買い物」テーマなのかというと、実はこれ部屋から発見したのではなく、半月ほど前に注文して今日手にしたばかりのものだからです。利用したのはAliExpressという中国の通販サイトで、V20が10個で1,558円、送料はタダでした。

タイガー計算機を買ってしまいました

2016-10-02 22:15 — asano

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先日、秋葉原を歩いていたら許容できる金額で売られていたので買ってしまいました。

タイガー計算機
大昔の機械式計算機です。これで加減算(可能ですが値のセットの手間が相対的に大きいのであまり実用的では...)、10桁×10桁の乗算、20桁÷10桁の除算が可能です。

完動品ということだったので帰宅後いろいろと試して見ましたが、特に問題は無いようです。
外見的にも左端のレバーが折れたのか接着剤で修復されている以外は良さそうですね。

内部が少し見えた
まだカバーを外していない(壊したくないので外し方はゆっくり探すつもりです)のですが、機械式であることの実感の湧く箇所を探してみました。
左に突き出しているところの裏側です。

Intel P28F010 Flash ROM

2016-10-01 13:12 — asano

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Intel製のFlash ROM、P28F010-150です。


デカデカと「FLASH」のロゴが描かれていますね。
普通Intelというと「CPUの会社」でチップセットも作っているといった認識ですが、実は設立当初はメモリ専業でしたし、DRAM, UV-EPROMを最初に商品化したメーカでもあります。

BusLogic BT-445S SCSIボード

2016-09-30 23:00 — asano

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今回は古いSCSIボード、BusLogicのBT-445Sです。


ずいぶんと長いボードですね。対応バスはVLバスです。

このバスはVL (VESA Local)の名前の通りVESA (Video Electronics Standards Association)が策定したもの、基本はビデオボード用のものですが、このようなビデオ以外のボードも少数ながら存在していました。
マザーボード側もビデオ以外での利用を想定しているのか2スロット持つボードが結構ありました。

Standard C420

2016-09-29 23:11 — asano

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PK-87Jとともに使っていたトランシーバが出てきました。


日本マランツ製のC420、430MHz帯のトランシーバです。当時社名は日本マランツでしたが、無線機は旧社名「スタンダード工業」からSTANDARDブランドを名乗っていました。


フロントの操作パネル、残念ながら操作方法はほとんど覚えていません。