Signetics N8X350F
N8X350は前にも取り上げましたが、別ルートから入手したものもありました。
以前取り上げたものは1989年製のプラスチックパッケージのものでしたが、これはもっと古い1980年製のCERDIP品のN8X350Fです。
なんかスタンプしたみたいなマーキングですね。しかもインクを付けすぎたように広がってしまっています。
裏面にも型番のマーキングありました。「-T4PC」は何の意味でしょう?
N8X350は前にも取り上げましたが、別ルートから入手したものもありました。
以前取り上げたものは1989年製のプラスチックパッケージのものでしたが、これはもっと古い1980年製のCERDIP品のN8X350Fです。
なんかスタンプしたみたいなマーキングですね。しかもインクを付けすぎたように広がってしまっています。
裏面にも型番のマーキングありました。「-T4PC」は何の意味でしょう?
Z8S180の最後で触れたSL1960、手に入らないだろうと思っていましたが、なんと入手できました。
Z8S18020VSGのSL1960リビジョンと呼ばれるものです。
これが初期のZ8S180でしたが、Zilogは1997年に改良版をリリースしました。
これだけなら旧版は製造終了になるはずでしたが、新版にはエラッタが見つかりしかも回避困難な場合があることがわかりました。そこで旧版も並行して生産し続け「SL1960」を付けて区別したということのようです。
新旧どちらもZ8S180なのでややこしいことになっています。
デートコードが9818より前までは単にZ8S180とあれば旧版で、新しいものにはSL1919と付けていました。9818以降は新しいものは単にZ8S180で、旧版にはSL1960と付けることになりました。
前にNECと東芝の8755を取り上げましたが、インテルのものも買ってあったのを忘れていました。
D8755A-9、手持ちのデータシートでは8755Aと8755A-2はあるのですが「-9」は記載がなく詳細不明です。検索すると「C8755A-8」「D8755A-9」などは散見されるのですが、データシートなどの資料は見つかりませんでした。
外見が8087に似ていてちょっと疑わしい気もします。
忘れていましたがSuperH版とH8/300版からUniversal MonitorのL(oad)コマンドの仕様を変更しています。
1.はすべてのプロセッサに、2.は64kBを超えるメモリ空間を持つプロセッサに展開したいところですね。
あとIntel HEXの02,04レコードも対応したいところです。セグメントの02は8086系以外ではあまり意味がないでしょうから8086版のみ、32ビットリニアアドレスの04は上記2.と同じように64kBを超えるメモリ空間を持つプロセッサで対応すれば良さそうです。
さて、この新仕様のL(oad)を先に実装したSuperHでテストをしていた時です。
SH7045ボードも動いたことですし、次はH8でも動かしてみようと何枚か買った記憶のあるAKI-H8を探していました。
最初に見つけたのはH8/3048搭載のこのボード、表面実装のIC以外は未実装のキット版ですね。
未組み立ての状態で説明書や部品一式とともに出てきました。
もう一枚がこちら、H8/3052搭載です。
こちらはほとんどの部品が表面実装になり、コネクタ以外は実装済みです。
なんとかSCIが動くようになったのでUniversal Monitorの移植に取り掛かれます。
SuperHファミリはここで取り上げるプロセッサとしてはモダンな部類ですが、アセンブリで書くとなるとかなり癖が強いですね。慣れるまでは結構てこずりました。
移植の過程で気になった点をいくつか上げてみます。
SuperHの大きな特徴の一つはすべての命令が16ビット長ということです。これはオペコード部の長さではなくオペランドを含めても16ビットということですから、大きな値やアドレスを持つことができません。
即値は一部の命令で8ビットのものがありますが、さすがに8ビット程度では意味がないので絶対アドレッシングは存在しません。
以前お見せしたSH7045ボードを動かしてみたくなってこんなボードを作ってみました。
あのボードは電源さえつなげば動かせるはずなのですが、今さらRS-232よりUSBシリアルのほうが便利、EMILY Boardに接続してみたい、ちょっとした実験などするのにユニバーサルエリアが欲しい、といった理由です。
電源はEMILY Boardから供給しますが、スタンドアローンで動かす場合は右上のコネクタからも+5Vを供給できます。
シリアルポートは写真では見にくいですが左下のところに6ピンのコネクタ(TTL-232R-5V用)を設けてあります。
先日のZ80180アダプタとともにNSC800アダプタの基板もいただいていますのでデバイス買ってみました。Rレジスタや未定義命令の挙動も見てみたいですし。
National SemiconductorのNSC800N-4I、4Iは4MHzで動作温度範囲が-40~+85°Cを表します。1988年製ですね。
P8185を買ったときついでにこんなのも一緒に買っていました。
TIのSNJ54ALS38AJ、オープンコレクタのNANDゲートです。
パッケージはセラミックのCERDIPですが、上面が賑やかですね。
1行目、GFAFは不明ですが9051Yはおそらくデートコードで1990年51週、台湾製です。
2行目のSNJ54ALS38AJが型番ですが、データシートを見ると少し不思議な点があります。データシートのタイトルにはSN54ALS38B(改良版のデータシートしか見つかりませんでした)とありますが、PACKAGING INFORMATIONの欄ではSNJ54ALS38BJと「J」が増えています。末尾のJはCERDIPを表すのでいいのですが、SNJのJは何でしょう?