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Western Digital WD33C93 「A」付きもありました。

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以前紹介したWD33C93の改良版WD33C93Aも見つけました。


これが「A」付きのWD33C93Aです。前のが1988年製に対してこれが1991年製ですから、その間に切り替わったということでしょう。

肝心の「A」の有無による相違点なのですが、両者のデータシートをざっと見比べただけではわかりませんでした。同期転送時の速度が向上したらしいのですが、はっきりしません。WD33C93Aの方には非同期で2.5MB/sec, 同期で5MB/secと明記されていますが、WD33C93の資料には転送速度の記述が見あたらないのです。やはりタイミングチャート等をしっかり見るしかないようです。
ちなみにWD33C93から48mAのドライバを除いたWD33C92というのもあったみたいです。

Hitachi HD6445 CRTC-II

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日立製のCRTコントローラHD6445が出てきました。


ベースは日立が開発したHD46505 CRTC(シャープのX1等多くのパソコンに使用されました)です。これは後にモトローラからもMC6845の名で出荷され、CRTコントローラのベストセラーの一つです。これをC-MOS化するとともに拡張したのがHD6345 CRTC-IIで、これは68系バスだったのですが80系に変更したのがこのHD6445になります。
日立は後に更に拡張したACRTC (Advanced CRTC)をリリースすることになります。これは拡張というより全く原型を留めないほどの変更ですね。「CRTC」の名前を引き継いだという方が正確なところです。

Toshiba Libretto 110CT

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東芝製のノートPC、Libretto 110CTです。海外モデルですが、日本国内でも購入できました。


左上の「TOSHIBA」、中央下の「Libretto 110CT」の文字はほとんど消えてしまっています。右上の2つの丸いボタンはマウスボタンに相当するもの。このボタンがディスプレイの裏側にある形式のポインティングデバイスは珍しいですね。

PCI VG375-2L ビデオカード

詳細不明なPCIのビデオカードです。


おそらく「VG375-2L」というのが型番だろうということで調べてみたら・・・、有名な怪しいカードだったみたいです。

ヒートシンクは剥がしていないのでチップは不明です。「BIOS」とだけ書かれたラベルも考えてみたら怪しいですね。
こういうものってコスト最優先で作って売り逃げするものだと思うのだけれど、メモリがソケットになっているのはどういうわけでしょう?

Zilog Z80 DMA

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Zilog Z80ファミリーのDMAコントローラです。


Z0841004PSC、DIPの4MHz版のZ80 DMAです。他ファミリーのDMAコントローラが大抵4ch内蔵しているのに対し、これはたったの1chしかない上に高価だったので、使われているところをあまり見ません。私も実際に回路設計やソフトウェア開発の経験はないです。

MCS-51マクロアセンブリ言語 ユーザーズ・ガイド

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MCS-51のアセンブラのマニュアル、©表記によると35年前のものです。


MCS-51(マスクROM内蔵の8051、EPROM内蔵の8751、ROM無しの8031の総称)のマニュアルです。タイトルが微妙なので中をパラパラと見てみると、アセンブラの使い方(操作方法・擬似命令など)とMCS-51の使い方(命令セット・内蔵デバイスなど)が両方書かれています。割合的には半々くらいでしょうか。

5380 SCSI Interface Chip

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Zilog製の5380、SCSIのICです。


ZilogのZ0538010PSC、10MHz品でしょうか? データシートのOrdering Informationには「Z0538001PSC」と「10」ではなく「01」と書かれていて1.5MB/sとなっています。うーん、謎です。

オリジナルはNCRの5380です。Western DigitalのWD33C93と共に昔のボードではよくお目にかかったものです。
この会社は後に53C810とか53C895などでPCIバス用のSCSIチップでも有名になりますね。

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